2015年4月26日日曜日

第4話 (マッシュさんなりの)名古屋CLUB事情


〜まずはじめに〜


名古屋市 栄(SKE48の由来でもある街の名前)に、「女子大通り」と呼ばれる繁華街があります。

実際その通りに女子大やキャンパスらしき建物なんてないし、むしろ女子大バーの間違いなんじゃないか!?とおぼしきお店やラブホテルが紛れてる歓楽街でもありますw
(渋谷で例えるところの、道玄坂と言えばイメージしやすいでしょうか。)

以降で述べる感想は名古屋市の栄エリア
中でも女子大通りとその周辺に関するイベントを対象にしています。

チャラ箱はまぁ、どこ行ってもやってることは変わらないし…



その① 再入場が出来る!!

まずビックリしたのはこのシステムです。
もちろんハコやイベントの内容によっては不可のところもありますが、基本名古屋のイベントは出入り自由なんです。

手の甲にスタンプ押してもらって、ちょっと涼みに外の空気吸ったり、友達と談笑するためにフロアからチルアウトしたり、はたまた別のイベントへハシゴして戻ってきたり…。
栄の一角にハコが集中してるからか、移動もスススーッと出来るし そういった意味では風通しがいいです。
"イベントをハシゴするお客さんが集う場所"として機能するBARがあったりするので
そういったところは名古屋ならではだなぁーと思います。

(例えば都内のイベントは名だたる強豪パーティーが週末の夜にひしめき合ってて
プロオーディエンスと称されるパーティーギャル(と呼ばれるのかどうかは不明だけどw)が、その中でイベントを選びフロアに舞い降りると
よおぉぉっしゃあーーーー!!勝ったぞぉーー!!!!
とイベント主催は勝利を確信する雄叫びをあげるとか、そうでないとか…。)

その反面、お客さんが最後まで残って
みんなで大団円!!』っていう光景が生まれづらいというリスクも抱えてます。
集客が芳しくなかったら割とアッサリ終わっちゃいますし、中には車で来るお客さんもいたりするので自分のタイミングで帰っちゃう
SNSでよく見る『こんなにお客さん集まったよ!!!ナイスパーリー!!いぇーい↑↑』ってな集合写真が名古屋で出来るのイベントは本当に得難いです。主催の方の人徳だしパーティーとしてのブランド力が問われてると感じます。


その② "パーティー"としての総合的な空間コーディネートに長けている

これは女子大通で開催されるイベントだと特に感じることで。
いわゆるクラブって、DJがいてVJがいてドリンクの出るバーカンがあって…がスタンダードなフォーマットなんだけど
その他の要素…ライブペイント、フード、デコレーション…が物凄く凝っている!!
(特にフードアニクラにおけるコスプレは尋常じゃない力の入れ具合だと思う( ꒪Д꒪))
パーティーの醍醐味って、そういう"普段の生活にない非日常感"もあるんじゃないかと考えているので
名古屋のクオリティを体感して圧倒しました。
あとコンセプトが作り込まれてるパーティーは本当に楽しい!!
その日に向けてのワクワク感はたまらないっすね(≧∇≦)

(裏返して言うと、映像の需要が低いのか
VJさんが極端に少ないし、プロジェクター/スクリーンが設置されてるハコも限られてるのが難点…。イベント運営として最大の課題でもあります)


その③ アットホームな雰囲気と地元愛の強さ、個々のスキル

クラブの醍醐味は非日常、と先ほど言及したのですが
その反対でいわゆる「仲間と集まってアレコレ話をしながら酒を飲む」の延長にイベントがあるスタンスが強いコミュニティもあります。というか名古屋のクラブは乱暴にいうと身内飲みの地続きです(←褒めてます(汗))

nobodyknows+ のメンバーがゲストでもなんでもなく、レジデントでDJしてたりとか。彼らにとってそれが普段の生活だから。そのクオリティが下地にあって、他のDJさんもスキルが磨かれていったりとか。
なので名古屋出身のDJは総じて職人肌な人が多いですね。トラック制作やミックスを作るときも非常に丁寧。

でもって、距離感がとても近い☆
正直、最初は名古屋のイベント界隈に馴染めるか不安な部分もあったりしたけど
一度懐に飛び込んで受け入れられたら、演者とか客とかそういうの隔たりなく ものっすごいフレンドリーに接してくださって嬉しかったです(´ ▼ `)



そんな名古屋で、僕がイベントを始めた理由・意味とは……?

次回はその辺について、もう少し掘り探ってみたいと思います。


(第5話につづく)


0 件のコメント:

コメントを投稿