2015年5月3日日曜日

第5話 ゼロ年代楽曲パーティーOO[ダブルオー]

~第4話のざっくりあらすじ~


名古屋のクラブイベントは

①出入り自由だから、スーッとお客さんが入ってスーッと出て行く風習がある

②DJ,VJ以外の盛り込み要素がたっくさん

③かと思えば、日常の地続きから成るコミュニティが根強い

が大きな特色として挙げられます。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


感覚としては「パーティー」というよりも、”顔馴染みのメンバーでお酒を飲みながら音楽を流してワイワイ楽しもう”ってのが強いのかもしれない。

それを否定するつもりは全然ないし、自分だって東京在住時代の後期は仲間内によるホームイベントの心地よさに惹かれて、そういう集まりにしか行ってない時もありました。
(ジョイナスとか、ジョイナスとか…w)

ただ、それがあまりに強すぎて
足を運ぶキッカケが「この人が出るから」「あの人が行くから」と、あくまで人ありきになってしまっていること
さらにアットホームな空気が惰性して、出演者と客の線引きが曖昧になってしまい
身内ノリのステージングが通例になっていること
それらが中途半端にウケるものだから、当人のアクトじゃなくてもコピーで満たされてしまうこと

これは以前インタビューズにも綴ったのですが
クラブイベントに限らず、バンドライブやアイドル現場に関しても同じ現象が起きているように思えます。

mash_january25のザ・インタビューズ
http://theinterviews.jp/mash_january25/5317847


東京や他の地方にはない、確固としたオリジナリティがあるのかもしれない
でも、たまには今のトレンドだったり特別な体験も味わってみたい
頑なに外の空気をシャットダウンしてたら"排他的"とも捉えかねない
『名古屋飛ばし』を皮肉るけど、揶揄されたって仕方ないのかもしれない

(名古屋飛ばし とは http://ja.wikipedia.org/wiki/名古屋飛ばし)


東京時代に体験したクラブの空気を
名古屋に持ち込むには…って考えたとき
『自分がイベントを企画したのが手っ取り早いよね』
ってひとつのアンサーが浮かび上がりました。


当時 向こうで知り合った友達と
名古屋のクラブを盛り立てるメンバー
ちょうど半々ずつお招きして

流れる音楽は、自分たちが多感な時期に聴いてきた
J-POP、アニソン、ロック、アイドル
でも あくまで、『ダンスミュージック』を基調にしたパーティーにしたい

その頃、“サブカル系オールジャンル"を掲げるクラブイベントをチラホラと見かけるようになった
でも蓋を開けてみると、大体はアニソン(原曲)とロックと一部のアイドルアンセムが流れて
どこも似たり寄ったり(ある程度は楽しめるんだけどね…)


じゃあ、何で差別化しようかって考えて

”時間軸で区切ってみよう”という案に辿り着いた

『昭和/歌謡曲/懐メロ/80~90s』って要素のオールディーズは割とあったけど

ゼロ年代(2000~2009)の時代限定って、そういえば今までありそうでなかったよね?




そうして生まれたのが

ゼロ年代楽曲パーティー
OO[ダブルオー]なのでした。





こうして、私のオーガナイズ活動が名古屋でスタートするのです☆


つづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿